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- インタビューライターは広報担当者と共謀する
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar ちょっと矢沢永吉っぽくタイトルをつけてみましたが、すみません。「共謀する」は正しくいうと「共創する」ですね。ギリギリ「企てる」か――。 インタビューに先立ち、ライターは事前準備をします。例えば、オウンドメディアなどで上場企業社長にインタビューする場合を考えてみましょう。 上場企業ともなれば全国紙にちょくちょく情報が出ます。 日経電子版 、もし使える環境があるなら「 日経テレコン 」で、相手の会社の直近のニュースをすべてチェックします。他紙・他誌に載っている直近の社長インタビューはすべて読み、社長が本を出したのなら、そちらにも目を通す。そして、どんなことを聞くか考えます。 それで基本的にはインタビューで、「まだ世に出ていない事実・コメント」を引き出します。そうでなければ、新たにインタビューする価値がないからです。予定調和をよしとするパターンもなくはないですが、基本的に読者から、「この記事の内容、〇〇〇〇新報に出てたやつと一緒じゃん」と思われるようではちょっと……という感じです。インタビュイーの貴重な時間を浪費させてしまうことにもなります。 広報担当からインタビューライターへのトス・アップ そんなことが起こらないように準備するわけですが、窓口となる広報担当者さんから、素晴らしいトス・アップを受けることがあります。 例えば、インタビューに先立ち質問票(質問を列挙したリスト)を先方に送ると、広報担当者さんがそれをザッと見て、「この話題はわりとメディアで取り上げられているので、サラッと聞くだけでいいかもしれません」「この話題は掘り下げていただくと面白いかもしれません」などと、助言をくれることがあります。まぁ、こちらの準備不足を補ってくれているとも言えますし、社長に無駄な時間を使わせない配慮ともいえるかもしれません。あとは、その会社なりの狙い・思惑もあります。 ともかく、自分はオウンドメディアや広告制作の経験が長いこともあり、その手の納品制作物ではこのような先方とのコミュニケーションがとても大事だと感じています。こちらはこちらで当然ベストを尽くして挑むわけですが、先方の補助もいただけると、共創してより良いものができあがる。 ちなみにテレビのニュース記者や新聞記者など「報道」の場合、上に書いたことはほぼ関係なく、媒体として記者が聞くべきこと、たとえインタビュイーが答えたくないことでも、記者は聞こうとします。 それで、インタビューが終わって帰り際のエレベーターホールで――。広報担当者さんが「今日の〇〇についての社長の話は、私も初めて聞きました!」などと喜んだ表情で言ってくださることがあります。 インタビューライターとしてはちょっとうれしいのですが、大体お世辞なので、表向きは感謝を示しつつ、心の中は平静を保つようにしましょうw 自戒を込めて。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- プロインタビュアーがPlaud NotePinを手放した理由
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar 自動文字起こし・AIボイスレコーダーの「Plaud Note」。アメリカ発の製品で、日本国内では2023年10月頃から発売されました。私が使い始めたのは2024年末。この頃から一気に国内で広まった印象があります。 その特長は何より、文字起こし精度の高さにあります。私は2024年末まで文字起こしアプリ「Notta」を使っていましたが、当時、あまりに精度が違うと感じてPlaud Noteに乗り換えました。現在は両者ともに高精度ですが、話者の識別においてはPlaud Noteに軍配が上がると感じています。 話者を識別するって結構大事です。インタビュー現場でインタビュアーは自分1人でも、インタビュイー(答えてくれる人)が3~4人いることも普通にあります。それに加えて広報担当者さんが時折、話したりもする。1つのインタビューで合計5~6人が話すこともありうるわけです。誰が何を話したか、なるべく高精度で判別してくれるのはありがたいことです。 “専用”の録音デバイスを使うところもPlaud Noteの特長。簡単操作で録音ができ、スマホに専用アプリを入れておけばBluetoothで連携して、音声ファイルを自動でクラウドにアップしてくれます。この操作性も素晴らしい。別に、「ICレコーダーをPCに差す」ことが面倒なわけではないのですが、Plaud Noteの操作性に慣れてしまうと……。あと、文字起こしと同時に、要約や、マインドマップを作ってくれるところもいいですね。 Plaud Noteが広まったなぁ感じたのは、自分の周りにいる“ライター以外の人たち”が使い始めたからです。お医者さんだったり皆、経営者の方たちでした。会議などの文字起こしのために使っていたのだと思います。 プロインタビュアーは信頼できる道具を使う Plaud Noteは専用端末が必要なワケですが、自分が2024年末に最初に購入したのは「Plaud NotePin」でした。カプセルのような形をした長径4㎝程度のデバイスで、操作箇所は1カ所のみ(本体中央部を押すだけ)、表示部分も1カ所のみ(小さな穴にランプが灯るだけ)。 このシンプルなデザイン・操作性は思い切りがいいなと思いました。強力なマグネットで本体とくっつくクリップのような付属品があり、端末をネクタイピンのように“身につける”ことができるのもいいなと思いました。 1年間、大活躍したPlaud NotePinですが、ちょっとだけ不満もありました。それは――。 いつどこでインタビューが始まってもいいように、Plaud NotePinをカバン(リュックのポケット)に入れておくのですが、いざ、取り出すとランプがついている。つまり、いつのまにか通電していることが多々あったのです。別にこの製品が悪いわけでも、壊れていたわけでもなく、ただ私のモノの扱い方が雑だったからなのですが。 ともかく通電しっぱなしとなると、インタビュー中に電池が途切れないか心配になっちゃうわけですね。だから予備として持っていた、充電満タンのオリンパスのICレコーダーを使うことも、ちょくちょくありました。 そんなこんなで「Plaud NotePineがなー」とちょうど思い始めていた昨年末、新たな端末「Plaud Note Pro」が出たので、迷わず買いました。こちらもUIはシンプルですが、Plaud NotePinと異なり、クリック感がしっかりしたスイッチが付いており、これを押すと録音が始まり、もう一度押すと録音が終わる。電池残量も小さなディスプレイに表示される。これは安心です。カバンに雑に放り込んでも、通電することは今のところ起きていません。 改めて、「ちゃんと録音ができている」「ちゃんと電池が残っている」と確認ができる、その安心感、信頼感がほしかったんだなぁと思います。仕事道具ですからね。端末価格が3万800円とそれなりにしますが、本当に良い買い物をしたと思っています。 録音デバイスの話は他にもあるんですが――。またの機会にお話したいと思います。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューライターはなぜスマホをICレコーダー代わりに使わないのか
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日まで★モニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar インタビューライターにとって、なくてはならない道具――。いくつかありますが、録音デバイスはその一つです。生成AIの性能が高まり、音声データから精度の高い文字起こしができるようになった今、その重要性は高まっていると言っていいでしょう。 録音デバイスといえば従来はもっぱら、ICレコーダーのことでした。もっと昔はテープレコーダーですね。昔も今もオリンパスの製品が売れている印象があります。最近は、特定の生成AI文字起こしサービスにひもづいた専用デバイスもあります。 一方、スマホに文字起こし専用アプリを入れて、録音しながら同時に文字起こしをする方法もあります。AI音声認識プラットフォーム「Notta」はこの方法が可能です。ようするにスマホがあれば、ICレコーダーはなくても足りてしまうわけです。 または、スマホの録音アプリをICレコーダー代わりに使い、録音データをNottaまたは生成AIに食わせる方法もあります。 しかし、インタビューライターはスマホをICレコーダー代わりに使わない。なぜか――。 ●途中で電源が切れるのがこわい(日常、通話などでも使うので) ●インタビュー中に着信音が鳴らないよう機内モードにするのが煩わしい ●音声ファイルをPCやクラウドに送るまでの“動線”が自己責任…… 色々ありそうですが、一番は次の理由なのではないでしょうか。 ●インタビュイーの目の前にスマホを置くのは失礼な気がする ICレコーダーは仕事道具、スマホは個人的道具 インタビュイーの目の前に、録音のための専用デバイス(ICレコーダーや専用端末)を置くのと、スマホを置くのとでは、相手が受ける印象が変わると思うんです。はっきり言うとスマホの場合、相手は「気分が悪い」のではないかと。なぜなら「スマホ」なので。 例えば大事な人とハレの日の外食に行ったとき、テーブルの上にスマホを置くでしょうか? そういうことだと思うんです。 ちょっと理屈っぽい話になりましたが――。そこで思い出すのが映画『トップガン マーヴェリック』です。映画の序盤。米海軍の精鋭パイロット養成学校「トップガン」に戻ったマーヴェリック(トム・クルーズ)が、兵士たちが集うバーのカウンターでビールを飲んでいると、店のオーナーでかつての恋人、ペニー(ジェニファー・コネリー)がやってきます。2人が出会うのは別れてから3年ぶり。 そのバーはとてもカジュアルなお店なのですが、野暮で失礼な客には厳しく、「女性と海軍を軽蔑したり、カウンターにスマホを置いたりするヤツは、全員に酒をおごらなければならない」という決まりがあります。しかしそうとは知らず、ふと、カウンターにスマホを置いてしまったマーヴェリックは、全員にビールをおごる羽目になる。そんなシーンがあるんです。 インタビューも、そういうことだと思うのです。相手に敬意をもつ、それが大事だと。 まぁ、このシーンの場合、ペニーがマーヴェリックに「もうデートはお断りよ」と言ったのに対し、マーヴェリックが「今もきれいだ」などと軽口を叩いたため、それをたしなめられた感じもあるのですが……。 蛇足になりますが、この場面で店内のジューク・ボックスからデヴィッド・ボウイの「Let’s dance」が流れ、のちのち展開していくペニーとマーヴェリックの恋物語を予感させる場面にもなっています。 このシーンは映画の開始22分辺りから始まります。自分はこの映画を映画館で2回、 Amazonプライム・ビデオ で50回くらい見ました。リーダーシップとは何かを教えてくれる、大好きな映画です。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日まで★モニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューライターは、自分が「なるほど」と答える回数をカウントしている
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar インタビューをしているとき、相手の回答を聞いて「なるほど」「分かります」と答えるのは少し気を付けた方がいいです。簡単にいうと、「おっしゃっていることは私も知っていますよ」と、やや上から目線な印象を相手に与える可能性があるから。 相手は“とっておきの誰も知らない話”をしてくれたのかもしれません。なのにそんな受け答えをすると相手の気勢をそいで、その後、話が弾まなくなる可能性があります。「そうなんですね!」「興味深いお話ですね」など、ふさわしい答え方はほかにもいっぱいあるはずです――。 という話をインタビュー講座でもしているのですが、「なるほど」は自分も結構、使ってしまうんですよね。便利な言葉というか。この言葉にはもちろん良い面もあり、相手の話を聞いて「思わず膝を打つほど驚いた」というニュアンスが確かにあるわけです。 で、果たしてインタビュアーとして「なるほど」という受け答えはアリかナシか……。 などと若干迷っていたら、インタビュー講座の受講者さんから面白いエピソードを聞きました。YouTube番組『令和の虎』で、ある時、起業家が提案したアイデアが審査員(虎)たちからボコボコにされていた。その起業家は反論もできず、ただ審査員たちの言うことを聞いて「なるほど」「なるほど」「なるほど」と返していた。そのうち一人の審査員から「あなたね、『なるほど』って言わない方がいいよ」と怒られたというのです。 インタビューライターは食レポ芸人? なんだかそのときの映像が頭に浮かぶような気がします。これまた例え話ですが、テレビ番組で芸能人が「食レポ」をするとき、もし、口に入れた瞬間「おいしい!」と言ったら「うそ~!」と思いますよね。お料理を口に運び、噛みしめ、味わい、その刺激が脳に届き、その時の感覚を表す言葉を選び、口から言葉を発する……。0.1秒? 0.2秒? いや、もっとかかるでしょう! と誰もが思うわけです。 つまり、ぜんぜん感じていないし、自分の中で“咀嚼”していないし、考えてもいない食レポ。だから、そんな食レポをする芸能人はまずいません。 話を戻すと「なるほど」を連発することで、インタビュアーが感じていない・咀嚼していない・考えてもいないと相手に伝わる可能性が大いにあります。あくまでインタビュイーとの関係性によりますが、1・2回言うのはOKだとしても、連発は避けたほうが良さそうです。 まぁ、そういう自分は受講者さんから、この『令和の虎』のエピソードを聞いた時、「なるほど!!!」と言ってしまったのですが。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューライターが仕事でまず使わない文房具
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar 子どもの頃、日記を付けては挫折……を繰り返してきた私ですが、今日ようやく生れて初めて、一年間毎日欠かさず日記を書き続けることができました。日記といっても朝、“昨日あったよかったこと”を3つ~5つ、箇条書きで書き留める程度のものなんですが。 始めたのには理由があります。世界的なロックバンド「コールドプレイ」のボーカル、クリス・マーティンがメンタルヘルスを保つために「フリーフォーム・ライティング」というものを行っているとネットで読んだからです。 フリーフォーム・ライティングとは、自身の心にある思いなどを書き留め、その紙を燃やすか捨てるか、するものだそうです。心にたまったものを外に出し、消していくイメージでしょうか。大人気バンドのフロントマンということで、精神的に背負うものも大きくストレスに悩まされていたのかもしれません。 自分は世界的スターではありませんがw、やはり精神を安定させるために何かやりたいと思っていたところこの情報をネットで知り、まぁ、大好きなクリス・マーティンを真似するようなかたちで、箇条書きの日記を書き始めたわけです。 文房具に触れるオーガニックな時間 日記の精神面への効果は間違いなくあり、それについては書くまでもないでしょうが、1つだけ――。自分は毎朝、日記を“紙と万年筆”で書いているんです。 スマホやPCそしてボールペンを使わないところがミソです。これらは日中仕事でずっと使い続けるので、「仕事人としての鎧」を着るまで触れないわけです。仕事を始めるまでの短時間に紙と万年筆でサッと書く。この「オーガニックな時間」をもつことが、自分の場合、精神衛生を保つのに大いに役立っている気がします。 ボールペンは完全に仕事道具であるのに対し、万年筆をインタビューで使うことはまずありません。自分の場合、インタビューでは相手と「おしゃべり」することを優先するのですが、キャップを開けたままにしておくとペン先が乾いて書けなくなってしまうからです。 文房具の話は尽きませんね。話が横道にそれました。 仕事で文章を書くのはときにきついと感じることもありますが、精神を保つために日記を書くのはきつくはない。文章を書くって面白いです。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- 無頼派作家が愛した百円ちょっとのボールペン
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar タイトルを見てピンときた人もいるかもしれません。無頼派作家とは故・伊集院静さん、百円ちょっとのボールペンとは三菱鉛筆ジェットストリームのことです。ジェットストリームは安いところでは百数十円で買えるようです。 雑誌のインタビューで伊集院氏が答えていましたが、小説・エッセイを書く際は、もっぱらジェットストリームを使っていたとのことです。ちなみに10~15年ほど前、三菱鉛筆株式会社の前社長(現会長)の数原英一郎氏にインタビューしたとき、その話題を出すと、「伊集院先生にはお使いいただいています」と話しておられました。念のため補足ですが数原氏に私がインタビューした時、ジェットストリームを使ってノートをとりました(パイロットのフリクションとかではなくw)。 ペン先で“ダマ”にならない滑らかなインクを使ったボールペンとして一世を風靡し、他の文房具メーカーが追随して類似商品を出したと記憶しています。自分は文房具は“浮気”して色々試してみるのですが、なぜかジェットストリームだけは手放せません。それはやはり、自分が伊集院静さんの大ファンだからということも関係していると思います。「あの人も使っているペンだから」です。ちなみに麻雀が出てくる作品、特に『ごろごろ』という小説が好きです。 伊集院静氏と直接お会いしたことはないのですが、ご縁がありました。昔いた月刊誌の編集部で連載をお願いしていたのです。2000年代のことです。 大体、原稿締め切り日の真夜中25時あたりに突然FAXがカタカタカタ……と鳴り、紙が吐き出されてきます。原稿用紙に伊集院氏の手でつづられた玉稿(お原稿)です。FAXで届くので、いわば原稿用紙のコピーなのですが――。紙につづられたお原稿は、手のぬくもりにあふれていました。伊集院氏の場合、艶めかしさすら感じられました。もちろん良い意味で。 しかし――。 連載を担当する先輩編集者は、そこからお原稿のテキスト化に取り掛かるわけです。で、伊集院静氏の字はとてものびのびとしておられ……。「おい、中島。この字なんて読むと思う?」。真夜中にそんな“解読作業”が始まります。 でも今思えば、あの字、あの文章を誰よりも早く、FAX用紙を握りしめながら読むことができたのは、とても幸せでした。伊集院静氏にも先輩編集者にも感謝です。 のびのびと書かれたあの字は、ジェットストリームで書かれたものなのかもしれません。伊集院静氏は、特に書き口が滑らかな0.7㎜と1.0㎜を愛用したそうです。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- 久米宏さんの凄いインタビュー
★★★当社「インタビュー講座」今ならモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar 自分は記者として25年間で1,000回以上のインタビューをしてきました。下町の銭湯オーナー、人気鮨店の店主、銀座のクラブのオーナー、京都の宮大工、直木賞受賞作家、ロボット開発者、上場企業社長、プロ野球選手、大河ドラマ主演俳優、ついでにダニエル・クレイグ……。 それぞれお話を伺って無事、記事を書きましたが、インタビューの「進め方」「技」において、「これは絶対にかなわない」「いつかこんなインタビューをしてみたい」と今でも思うものがあります。それは『ニュースステーション』(テレビ朝日系)の久米宏さんのインタビューです。ググるとネットにも情報が少し見つかるので、記憶に残っている人もいるようですが――。 1990年代のいつだったかは忘れましたが、その日のゲストはオノ・ヨーコさんでした。元ビートルズの故ジョン・レノンの奥さんです。 実はこのときのインタビューの中身はほとんど忘れてしまったのですがw オノ・ヨーコさんご自身、アーティストなので、おそらく個展か何かを日本で開催するため来日し、そのプロモーションとして『ニュースステーション』に出演したのだと思います。 オノ・ヨーコさんのファンはたくさんいますが、やはり“故ジョン・レノンの奥さま”ということで、視聴者は「ジョン・レノンとの思い出」についても聞きたいわけです。このときのインタビューでも久米宏さんは、その辺りをオノ・ヨーコさんに聞いていたと思います。 ラスト、インタビューが動いた! そして最後の瞬間、インタビューのハイライトが訪れました。 オノ・ヨーコさんといえばド派手なサングラスを思い浮かべる人もいるはず。このときも、そのサングラス(トムキャットみたいなやつ)をかけて出演していました。そしてインタビューが終わってCMに入る直前、久米宏さんが次のように尋ねたのです。 「最後に一つ聞いていいですか、ヨーコさん。そのサングラス、似合わないと思うんですが」 その瞬間、全国のお茶の間が凍り付きました。当時高校生だった私もです。おそらくみんなが思っていたことだけれど……。「えっ! 久米宏、そんなこと聞いちゃうの?!」 オノ・ヨーコさんは静かに答えました。 「似合わないのは私も分ってるんです。でもこのサングラスは、ジョンが亡くなる前にプレゼントしてくれたものなので、私はこのサングラスをかけているんです」 おそらくこの瞬間まで、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの二人の間だけのものだったエピソードを引き出した――。 「ありがとうございました。それではCMです」。久米宏さんはいつも通りインタビューを締めくくりました。 いつか、こんなインタビューができたらいいなと夢想しています。 ★★★当社「インタビュー講座」今ならモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- 「1文字〇円」の限界を突破! 生成AI時代のライターの生き残り条件はインタビュー技術にあり!
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar 「一生懸命リサーチして書いているのに、文字単価が1円から上がらない……」 「コピペやAIで生成できるような記事ばかり書いていて、将来が不安だ」 ウェブライターとして活動していると、このような壁にぶつかるのではないでしょうか。現在、ネット上の情報をまとめるだけの「こたつ記事」案件は、生成AIの進化によって急速にシュリンクしつつあります。 しかし、その一方で「ぜひあなたにお願いしたい」とクライアントから指名され、1記事数万円の報酬を得るライターも確実に存在します。 その分岐点は、どこにあるのか。答えは、人から「一次情報」を引き出せるか否か。つまりインタビューができるかどうかにあります。 これからのライターは「インタビュー技術」で生き残る Googleの検索アルゴリズムは現在、執筆者の経験や専門性(E-E-A-T)をこれまで以上に重視しています。どこかのサイトの焼き増しではない「その人にしか語れない生の言葉」が含まれた記事は、メディアにとって喉から手が出るほど欲しいコンテンツなのです。 インタビューができるようになると、ライターには3つの劇的な変化が訪れます。 1. 単価の「桁」が変わる 文字単価の世界から「1記事単価」の世界へ移行できます。取材費・構成費が加算され、報酬は執筆のみの場合の数倍になることも珍しくありません。 2. 執筆の「苦労」が減る 真っ白な画面を前に「何を書こう……」と悩む時間はもう終わりです。取材で得た「生きた素材」があるため、パズルのピースを埋めるように迷いなく筆が進みます。もちろんこの工程にAIを活用することができます。 3. AIに代替不可能な存在になれる 相手の表情を見て質問を変えたり、沈黙の裏にある感情を汲み取ったりすることは、今のところAI(少なくとも私たちが手軽に使えるAI)にはできません。インタビューの技術は、あなたのキャリアを守る「一生モノの宝」になります。 これからのライターは「インタビュー技術」で生き残ることがカギになるのです。 「コミュ力」の有無はまったく関係なし 「自分は人見知りだから取材なんて無理だ」と思っていませんか? 実は、インタビュー記事の成否を分けるのはコミュニケーション能力ではなく「事前準備」です。 例えば、 ・インタビューの目的の整理 ・相手が話しやすくなる質問の順番 ・目的に沿った事前調査 などです。 これらはすべて誰でも習得できる「技術」。センスに頼る必要もありません。 ライターとして一段上のステージへ! 当社の「インタビュー講座」では、未経験のライターさんが現場で即戦力として動けるようになるためのステップを徹底的に凝縮しました。準備のやり方から、当日の回し方、そして取材内容を魅力的なストーリーに仕立てる執筆術まで。現役のプロが培ってきたノウハウを、余すことなくお伝えします。「書くこと」をただの作業ではなく、誰かの想いを世に届ける「クリエイティブな仕事」に変えてみませんか? ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- ジェダイ・マスターが書いた矯正治療の本
昨年の話になりますが、矯正治療の本『矯正治療が楽しくなる JET system 入門』(成田信一・著)の編集協力をさせていただきました。 矯正治療は通常、終わるまで2~3年かかると言われていますが、成田先生が提唱・実践している「JET system」では7カ月で完了する事例もあります。さらに患者さんは「治療中も痛くない」とおっしゃる方がほとんど。従来の矯正治療とは大きく異なる、極めて画期的なものであることが分かります。本書にはそのノウハウが凝縮されています。 師匠はジェダイ・マスター? 本書の原稿は成田先生ご本人が書かれました。ここにちょっとした工夫があります。 矯正治療の本を含め、医療系書籍はいわゆる論文調・教科書的な“かたい”文章で書かれた本が多いですが、こちらの本は、成田先生と「医局員の若者ふたり」による対話形式になっているんです。これが読者の皆さまから「読みやすい」とご好評をいただいています。いい意味で「遊び」があるんですよね。 成田先生は映画「スター・ウォーズ」が好きということで、本書の中では「マスター・ショーン」という名で登場します。「ヨーダ」みたいな“師匠”ですねw マスターは時折、ジョークを織り交ぜたり、医局員のふたりとボケ・ツッコミを繰り広げたり、いつのまにか大好きな趣味ゴルフへと話題が逸れたりします。かくして、医療書籍としては「超異色」の一冊が生まれました。 「本文を対話形式にして読みやすく」——。これは「JET systemをより多くの歯科医先生に広めたい」という成田先生のアイデアによるものです。しかし「なかなか自分一人で対話形式の原稿を書くのは難しい」ということで、私にお声がけいただいた次第です。 クリニック経営の生産性向上、医師の働き方改革 本書の後半ではクリニック経営の生産性向上について、成田先生独自の考えを解説しています。これがまた見どころです。経営学者ピーター・ドラッカーの言葉を引用したり、『ザ・ゴール』で有名なエリヤフ・ゴールドラットのTOC(制約条件の理論)をクリニック経営に当てはめて論じたり――。 お医者さんの中には「医者は働いてなんぼ」という考えをお持ちの方も多くいらっしゃいます。自分もよくお医者さんのお世話になるので、本当に頭が下がる思いです。 医療現場の効率化を図ることは、そのような従来の医療者の考えに反する形にも見えてしまうんですね。しかし成田先生は、「医療現場の生産性向上を図ることが患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)につながる」と強く考えておられます。実際、成田先生のクリニックで治療を終えた患者さまが喜んでいる姿を見ると、本当なんだと思います。 2024年4月から「医師の働き方改革」が施行となりますが、きわめて時流に合致した考えということもできます。ちなみにクリニックの生産性向上は、矯正治療を短期間に成し遂げる技術と表裏一体関係になっています。詳しくは本書の後半をご覧いただければご理解いただけるはずです。 クリニック経営の生産性向上の話は、門外漢の自分にも大変ためになりました。ベースとなる部分は会社の経営そして生産性向上と同じなので。 成田先生、素晴らしい機会を誠にありがとうございました。ちなみに、自分の娘(7才)の歯は成田先生に見てもらいたいと思っています。 ※デンタルダイヤモンド社の本書のページはコチラ! https://www.dental-diamond.co.jp/item/1137 ※成田先生のクリニックはコチラ! https://402415.com/
- 体の一部になってしまった道具たち
娘とプールで泳いでいたらAQUASPHEREのスイム・ゴーグル(水中メガネ)が壊れてしまいました。しかも思わぬ箇所、ゴーグル本体とゴムバンドを止める「軸」が取れてしまって。このモデルはお気に入りで、同じものを3つ使い続けてきました。 もう5年近く使っているで、プラスチックが加水分解したんだと思います。それに、そこに輪をかけるように私の顔がデカいので。ゴーグル本体にもゴムバンドにも、相当な負荷がかかっていたのでしょうw これは仕方ありません。 壊れたゴーグルを見ているとさまざまな記憶が甦ります。 「こいつといろんなところを泳いだなぁ」 鎌倉で、荒天のなか開催されたオープン・ウォーター・スイム大会で溺れかけ、「助けてー!」とライフガードの方に手を振った時。高波にもまれながら、遠くの砂浜を、このゴーグルのレンズ越しに眺めていました。たかだか200m沖での出来事なのですが、はるか遠くに見えたあの砂浜。「もう、あそこに戻れないかもな」と思いながら見たあの光景。 別のオープン・ウォーター・スイム大会では――。クロールで泳いで左呼吸をした際、上空を行き交う2羽のカモメをゴーグル越しに見つめ、「あいつらは飛んでいる。俺は泳いでいる」と、なぜだかおかしい気分になりました。 日本赤十字の水上安全法講習会で5分間、立ち泳ぎを続ける猛訓練をした、あの苦しい瞬間もこのゴーグルと一緒でした。 そして沖縄の無人島に行き、さらにその沖に浮かぶ小島まで渡ろうと、島の間を隔てる激流を泳いで渡ったときも(ちなみに関係者の了承のもと島を訪れ、二重、三重のバックアップを用意し、入念な準備をして泳ぎました)。 本当に十分すぎるほど活躍してくれました。ありがとう。こういう愛着が湧いた道具を捨てるときって寂しいですね。 書く仕事をしている自分の場合、筆記具などが壊れて、捨てざるを得なくなったときの寂しさもあります。赤字入れ用のフリクションを、リフィルを替えながら長年使いまくった結果、グリップがフニャフニャになって「お別れ」するときとか。まぁ、消耗品なんですけどね。 このような「自分の体の一部になってしまった道具」を捨てて、新しいものに替えるとき、自分の身体や心の中にある「何か」も一緒に変わる気がします。願わくばそれが「自分が進化する瞬間」であってほしいものです。 という口実のもと、新しいスイム・ゴーグルをお小遣いで購入し、これからも水泳に励みたいと思いますw
- とりあえず「Yes, we can」?
今どき、思わず声を潜めて「こっそり」言ってしまいますが、私は英会話ができません。 せいぜい、海外のホテルでチェックイン/チェックアウトの手続きをしたり、レストランでメニューに書かれた料理がどんなものかカタコトで聞いてなんとか理解する程度(で、料理が出てくると、思っていたのと違ったりする)。 大学受験の時、代ゼミの全国模試で英語の偏差値88だったのですが、まったく関係ありませんでしたw でも世界の人たちと話をしたいので地味に勉強しています。 今取り掛かっているのが(というか、長年読み終えられずにいるのが)『オバマ傑作演説集』という音源CD付き書籍です。有名な「Yes, we can!」をはじめ、前向きな英語表現ばかり。読んでいる・聴いているだけで気分が上がります。 オバマ元大統領の演説で強く感じるのは「人々を巻き込む力」です。 とにかく「we」とか「our」が多い。「”私たち”はできるんです!」とか「”私たち”が抱えている課題は~」とか。聞いている人は皆、いつの間にか「自分ごと」として聞き入ってしまいます。米国大統領の演説ってそういうものなのでしょうか? 対して、日本の総理大臣の演説・談話はそうではないように思います。「政府としては」「国民の皆さまにおかれましては」「与党は」「野党は」のように語られる。意図せずとも「対立する人」をつくる話し方となり、たくさんの人を巻き込みにくい印象があります。 それこそ「Yes, we can!」で有名な、オバマ元大統領の2008年ニューハンプシャー州予備選挙演説には次のようなくだりがあります。 「Whether we are rich or poor, black or white, Latino or Asian ~, we are ready to take this country in a fundamentally new direction.」 (富める人も貧しい人も、黒人も白人も、ヒスパニック系もアジア系も~この国を根本的に新しい方向に作り替える覚悟ができているのです) 「Democrats, independents and Republicans who are tired of the division and distraction that has clouded Washington」 (民主党員、独立派、共和党の皆さん、ワシントンを覆ってきた対立と混乱に飽き飽きしています) 所得など関係なく、人種も政治思想をも超えて、聴衆を巻き込みます。 そして、すべての人を巻き込んだ演説の終盤――。 「このフレーズは独立文書にも書き込まれています――Yes, we can」 「このフレーズを、奴隷や奴隷制度反対者がつぶやきました――Yes, we can」 「過酷な荒野に挑み、西に向かって前進し続けた開拓者が唱えました――Yes, we can」 「労働組合を組織した人々、参政権獲得を目指した女性たち、新たなフロンティアとして月を選んだ大統領がよびかけました――Yes, we can」 「Yes, we can――私たちの繁栄の機会に」 「Yes, we can――この国を治すために」 「Yes, we can――この世界を再生するために」 同じ目標に向かう一つの「America」として、聴衆を”United”していきます。オバマ元大統領が話すたび、聴衆から大歓声が上がります。まるでロック・ミュージシャンのライブのようです。聴いていると、ちょっと感動してしまいます。 この教材で引き続き英語の勉強をしていきたいと思いますが、一つ心配ごともあります。 万が一、英語圏の会社と取引きすることがあって、先方から”難しい球”を投げられた時。 あんまりよく考えないまま、調子こいて「Yes, we can!」とか言ってしまいそうなので。 ※2008年ニューハンプシャー州予備選挙演説はYouTubeで観ることもできます。 https://www.youtube.com/watch?v=Fe751kMBwms&t=96s
- メンターと勝手に慕っている人と釧路の鮨屋で飲んでいる時、すすめられた本
『暇と退屈の倫理学』を読みました。読後感をひとことで言い表すのが非常に難しい――。強いて言えば「面白かった!」ということになります。これは間違いありません。 序盤の、 「いったいどれだけの人が自分の『好きなこと』をしているか?」 「『好きなこと』という表現から『趣味』という言葉を思いつく人も多いだろう。(中略)ところが今では『趣味』をカタログ化して選ばせ、そのために必要な道具を提供する企業がある。」 このようなくだりに、思わずハッとさせられます。心の中でモヤモヤしていたものが急に鮮明になったような。SNSでキラキラして見えるモノは、概ね上記に当てはまるように思われます。良い・悪いではなく。 これは、私たちが「マーケティング」と称してやっていることをズバリ指してもいます。必要なことではありますが、一消費者として冷静に考えると、怖い気もします。 中盤から最後にかけては、哲学の面白さ(の片鱗)を堪能しました。 「できればこういうことを考えながら残りの人生を生きていきたい。直接お金にはならないかもしれないがけれど、大事だよな」 そんな思いがしました。 本の中で紹介されている映画『ファイト・クラブ』をNetflixで初めて観ました。これまた面白く……。 どんな感想を持ったか、たくさんの人と議論してみたくなる一冊でした。












