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インタビューライターは広報担当者と共謀する

  • 執筆者の写真: 中島洋一(株式会社ビートアンドライト代表)
    中島洋一(株式会社ビートアンドライト代表)
  • 17 時間前
  • 読了時間: 3分
インタビューライターは広報担当者と競争する関係にある

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ちょっと矢沢永吉っぽくタイトルをつけてみましたが、すみません。「共謀する」は正しくいうと「共創する」ですね。ギリギリ「企てる」か――。


インタビューに先立ち、ライターは事前準備をします。例えば、オウンドメディアなどで上場企業社長にインタビューする場合を考えてみましょう。


上場企業ともなれば全国紙にちょくちょく情報が出ます。日経電子版、もし使える環境があるなら「日経テレコン」で、相手の会社の直近のニュースをすべてチェックします。他紙・他誌に載っている直近の社長インタビューはすべて読み、社長が本を出したのなら、そちらにも目を通す。そして、どんなことを聞くか考えます。


それで基本的にはインタビューで、「まだ世に出ていない事実・コメント」を引き出します。そうでなければ、新たにインタビューする価値がないからです。予定調和をよしとするパターンもなくはないですが、基本的に読者から、「この記事の内容、〇〇〇〇新報に出てたやつと一緒じゃん」と思われるようではちょっと……という感じです。インタビュイーの貴重な時間を浪費させてしまうことにもなります。


広報担当からインタビューライターへのトス・アップ


そんなことが起こらないように準備するわけですが、窓口となる広報担当者さんから、素晴らしいトス・アップを受けることがあります。


例えば、インタビューに先立ち質問票(質問を列挙したリスト)を先方に送ると、広報担当者さんがそれをザッと見て、「この話題はわりとメディアで取り上げられているので、サラッと聞くだけでいいかもしれません」「この話題は掘り下げていただくと面白いかもしれません」などと、助言をくれることがあります。まぁ、こちらの準備不足を補ってくれているとも言えますし、社長に無駄な時間を使わせない配慮ともいえるかもしれません。あとは、その会社なりの狙い・思惑もあります。


ともかく、自分はオウンドメディアや広告制作の経験が長いこともあり、その手の納品制作物ではこのような先方とのコミュニケーションがとても大事だと感じています。こちらはこちらで当然ベストを尽くして挑むわけですが、先方の補助もいただけると、共創してより良いものができあがる。


ちなみにテレビのニュース記者や新聞記者など「報道」の場合、上に書いたことはほぼ関係なく、媒体として記者が聞くべきこと、たとえインタビュイーが答えたくないことでも、記者は聞こうとします。


それで、インタビューが終わって帰り際のエレベーターホールで――。広報担当者さんが「今日の〇〇についての社長の話は、私も初めて聞きました!」などと喜んだ表情で言ってくださることがあります。


インタビューライターとしてはちょっとうれしいのですが、大体お世辞なので、表向きは感謝を示しつつ、心の中は平静を保つようにしましょうw 自戒を込めて。


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