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アマチュアは「思いつき」で聞く、プロライターは「仮説」で編む

執筆者の写真: 中島洋一(株式会社ビートアンドライト代表)
中島洋一(株式会社ビートアンドライト代表)
8月27日
読了時間: 3分

「インタビュー本番で、次に何を聞けばいいか分からなくなり、頭が真っ白になってしまった……」


そんな経験はありませんか?


話が途切れるのを恐れて、その場で思いついた質問をあわててぶつけてしまう。結果として、全体の一貫性がなくなり、後から原稿をまとめるときに途方に暮れてしまう。これは、ライターの仕事を始めたばかりの頃に誰もが通る道です。


かつて自分も、インタビュー現場で何度も同じ冷や汗をかいてきました。


この「思いつきの質問」から抜け出し、自信を持ってインタビューを進めるために大切なのが、本番前に自分なりの「仮説」を立てておくことです。


アマチュアは「思いつき」で質問するから疲れる


準備なしで本番に臨むと、どうしてもその場の雰囲気や、相手の表面的な言葉に流されてしまいます。


「次はこれを聞いて、その次はこれ……」と、頭の中で次の質問を探すことに必死になり、相手の話を心から楽しむ余裕がなくなってしまうのです。これでは、まるでゴールのない迷路をさまよっているようなもので、聞き手も話し手も疲れてしまいます。


一方、インタビューがスムーズな人は、本番前に徹底的な事前調査を行い、「この方は、きっとこういう想いでこの活動をされているのではないか」という自分なりの「仮説」を用意しています。


本番は、その仮説が「合っているかどうか」を相手と一緒に答え合わせしていく時間になります。


仮説があるからこそ、「想定外」が面白くなる


「あらかじめ仮説を立ててしまうと、相手の言葉を誘導してしまうのでは?」と心配になるかもしれません。


でも、実はその逆です。


自分の中にしっかりとした仮説(基準)があるからこそ、相手から「いや、実はそうではなくてね……」と予想外の答えが返ってきたときに、「えっ、それはどういうことですか!」と、本質に迫る深い質問が自然と湧き出てくるのです。


仮説と違う「想定外のストーリー」に出会う瞬間こそ、インタビューという仕事の何よりの醍醐味であり、面白い記事が生まれる瞬間です。


「問いを立てる力」を一緒に磨きませんか?


とはいえ、最初は「どうやって仮説を立てたらいいのか分からない」と悩むのが普通です。それはあなたが悪いのではなく、単にそのプロセスを練習する機会がなかっただけです。


当社の「インタビュー講座」では、事前調査から仮説の組み立て方、そして本番での対話の進め方まで、ロールプレイングを交えてステップ・バイ・ステップで丁寧にお伝えしています。


「思いつき」の焦りから卒業し、相手も自分もワクワクするような、深い対話の楽しさを一緒に体験してみませんか?


インタビューすること、書くことを、一緒に学びませんか?

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