インタビューの質問力を上げる「映像化」テクニック


例えば経営者の方にインタビューをしているとき、相手が「私は社員とのコミュニケーションを大事にしています」と言ったら……。
「はい、そうですか」と次の質問に移ってはいけません。ここは話を深掘りして聞かないといけない。
なぜなら「コミュニケーション」という言葉は、具体的な行動を表してはいなんですね。原稿に「〇〇社長は、社員とのコミュニケーションを大事にしています」と書いても、具体性を欠くので面白くないわけです。「ふわっ」とした原稿になってしまいます。
映像化するためには5W1Hの情報が必要
ようするに「5W1H」が大事という話なのですが、「いつですか?」「なぜですか?」とたたみかけるように聞くと、尋問のようになってしまうので避けたいところ。
そんなとき自分は「頭の中で映像化する」というテクニックを使っています。
「私は社員とのコミュニケーションを大事にしています」という社長の回答に対し、「具体的にどんなことをするんですか?」と聞いていく。すると――。
「全社員と1on1ミーティングをしています」「オフィスでの雑談を大切にしています」といった話が出てくる。それに対しさらに、「どれくらいの頻度で1on1ミーティングはやるんですか? 全社員とやるなんて、時間がかかるでしょうね?」「雑談って例えばどんな話をするんですか? 仕事以外の話もするんですか?」と深掘りしていく。
すると徐々に、この経営者が言う「コミュニケーション」の様子を、頭の中に思い描くことができるようになります。映像化できたら大体、5W1Hの必要な要素はつかめているはず。
逆に、頭の中の映像で、まだボヤッとしている箇所は深掘りして聞くポイントだったりもします。
インタビューにおける質問力とは「瞬発力」
「いざ、インタビュー本番になると、相手の話を深掘りするための質問が思い浮かばない……」という方もいるかもしれません。
確かにインタビューではとっさの判断、機転、瞬発力が求められる場合があります。「映像化」はそんなときに使える道具の一つです。
当社は、実際のロールプレイングと丁寧なフィードバックを通じて、インタビューの技術をお伝えしています。私と一緒に、人の言葉の奥にある"景色"を観てみませんか?
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