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京都の料理屋で教わった、情報発信で「正しさ」よりも大切なこと

執筆者の写真: 中島洋一(株式会社ビートアンドライト代表)
中島洋一(株式会社ビートアンドライト代表)
2 日前
読了時間: 2分
京都の料理屋で教わった、情報発信で「正しさ」よりも大切なこと

京都にある、とある料理屋さんを取材したときのことです。


記事の最後にお店の基本情報として、「最寄駅から徒歩何分か」を記載する項目がありました。


実際に歩いてみたらゆっくりペースで4分程度だったので、原稿に「徒歩4分」と書き、お店に内容確認をしていただきました。


後日、店主から電話がありました。


「原稿の『徒歩4分』という部分を『徒歩5分』に直してもらえますか?」


思わず「そんなにかかりますかね?」と聞くと、店主の方はこうおっしゃいました。


「4(し)は縁起が悪いからね」


正しさの先にあるもの


思わずハッとしました。自分にとって「4分」は単なる数値に過ぎませんでした。


しかし商売を営む方たちからすると、記事のように"形になるもの"は、縁起を担ぎ、気持ちよくお客さまをお迎えするためのものであってほしい――。


もちろん正確さは大切というか基本です。さすがに黒いものを「白」と書くわけにはいきません。しかし、情報を発信するのも受け取るのも常に「人」。根っこにあるその事実を考慮しなければ本末転倒だと、気づかせてもらいました。


言葉や情報の出し方ひとつで、受け取った人の気持ちや安心感は大きく変わってくる。人に機微に通じる「情報の出し方」があるんですね。


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