top of page

言葉は生きている――国会答弁/ウクライナ問題/アレン様

執筆者の写真: 中島洋一(株式会社ビートアンドライト代表)
中島洋一(株式会社ビートアンドライト代表)
1 日前
読了時間: 2分
言葉は生きている――国会答弁/ウクライナ問題/アレン様

言葉は、時代によって変わることをご存知でしょうか?


分かりやすいのは現代語と古語ですが、長く生きていると現代語の中でも「昔と変わったな」と感じることが出てきます。


例えば「早急」。子どもの頃、漢字テストで読み方が「さっきゅう」だと知り、ショックを受けたことがあります。あてずっぽうで「そうきゅう」と書いたら先生から×をもらった(笑)。


ところが今では、「そうきゅう」と読む人が多いですよね。


調べてみると、明治時代の書物にも「そうきゅう」という読み方が載っていたそうです。ずいぶん昔から、両方の読み方があったと。


「早急」の読み方の変遷

これは私の記憶ですが、かつてある総理大臣が国会答弁で「そうきゅうに対処します」と繰り返していたことがありました。


その辺りから「そうきゅう」という読みが、どんどん主流になっていったと感じています。


言葉の変化は加速している


ところで新聞社には「用字用語集」というものがあります。


記事を書くとき、「うちの新聞では、この言葉はこのように表記する」といったルールをまとめた国語辞書のような本です。


この用字用語集もときどき改訂されます。言葉の使われ方が変わっていくからです。


ただ、世の中の変化が速すぎて、改訂を待っていられないこともあります。


2022年、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった頃のこと。


従来「キエフ」と表記していたウクライナの首都を、今後は「キーウ」に統一するという貼り紙が、会社の壁に掲示されました。その日から記事の中ではすべて「キーウ」と表記することになった。


これは先ほどの「早急」の読みの変化とは、ちょっと事情が違います。


ウクライナへの連帯を示す意味も込めて、ロシア語由来の呼称からウクライナ語由来の呼称に変えたわけですね。政治や社会の動きによっても言葉は変わるんです。


などということを、なぜ思い出したかというと――。


最近ネットをにぎわせている芸能ニュースで、タレントのアレン様のSNS投稿を目にしたからです。


ファンの間で「アレン様構文」などと呼ばれているそうですが――。


ほかの代表的なアレン様語

ルールに縛られない感じが素敵です。本人の肉声が届く感じもします。面白いですね。


言葉は変わる。そして、新しい表現が次々と生まれる。ライターとしては"正しい"言葉づかいができることが前提だと思います。しかし――。


㌔それと同じくらいヮタクシ、言葉が変わりゅく面白さも楽しんでいたいなぁ㌧、マッコト思うわょえ分かるアータ? (←使い方を間違えてたらすみません💦)

 
 
 

コメント


©2022 株式会社ビートアンドライト

bottom of page