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- インタビューライターはカメラマンに嫉妬する
インタビューライターは、カメラマンを羨ましく思うことがあります。特に自分は“写真が肝”となる雑誌を編集していたのでそう感じていました。 どれだけ言葉を尽くしても、一枚の写真にかなわないと感じることが多々あります。実際には言葉と写真が協調し、読者にメッセージを伝えるわけですが、読者の目を一瞬で引き込むという点において写真にはかないません。 かつてフィルムカメラが主流だった時代、その嫉妬には「仕事の手離れの良さ」も混じっていました。撮影が終われば堀内カラーにフィルムを届けてカメラマンの仕事は一段落w それに対してライターは、そこから膨大な録音データと格闘する日々が始まります。もっとも、写真がデジタルになり、カメラマン自ら写真をレタッチする今は、安易に「楽そうだ」とは言えなくなりましたが。 それでも、私が今でもカメラマンに感謝と敬意を抱くのは、駆け出しの頃の記憶があるからです。右も左も分からなかった新人の頃、現場に経験豊かな仲間=カメラマンがいるだけでどれほど心強かったか。私は出版社の社員という立場でしたが、取材のイロハ、プロとしての矜持、そして現場の回し方などを、カメラマンやライターなど外部のフリーランスの方々の背中から教わりました。 言葉と写真。お互いの領域に敬意を払いながら誌面を作る。その楽しさと緊張感があるから、この仕事を続けてこられたのだと思います。 話は変わりますが、ブログ冒頭の画像(と下の画像)は『STERN FOTOGRAFIE』というドイツの写真冊子で、カメラマンごとに特集を組む冊子として知られています。この号は音楽アーティストのブライアン・アダムスの特集。ファンの皆さんはご存知と思いますが、写真家としても活動しています。 表紙はブライアン・アダムスが撮影したP!NK 冊子が発行された2006年はフィルムからデジタルへの過渡期でした。冒頭の画像でブライアン・アダムスが構えているのは日本のマミヤというメーカーのRZ67という中判フィルムカメラです。プリズムファインダーが付いているので重さは3kgくらいあるでしょう。手を滑らせてカメラを落とすと、下にいるモデルは怪我をします。 何を言いたいかというと、カメラマンって力持ちなんです。そこにも嫉妬しますw ★★★インタビュー講座★★★ ★★★「聞く」「問いかける」技術が学べる★★★ ↓↓↓↓↓ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューほどエモい仕事はない
インタビューの一番の醍醐味は何か? 人によってさまざまだと思いますが、私は「人間模様に触れられること」だと感じています。人間の悲喜こもごもと言うか、イマドキ(?)の表現でいう「エモい」場面に遭遇できること。 例えば、今でこそ大成功している経営者の方に、起業当時の苦労話を聞いた時。「最初の一年は全然売上がなくて大変だったけど、ようやく先が見えたとき、社員を吉野家に連れていってごちそうした」。そんなエピソードを披露してくれれことがありました。会社の公式ホームページには載らないような、そんなささやかだけれど温かいエピソードに触れると、相手の人間らしさが伝わってきて胸が熱くなります。 あるいは「話し方教室」に通っている主婦の方に、教室に通い始めたきっかけを聞いた時。「ずっと家で生活をしていたんですが、ある日、台所の窓から外を眺めていたら、ふと『私の人生、こんな形で終わっていくのかな』ってモヤモヤした気持ちになって。夫の助言もあって通い始めたんです」と語ってくれました。自分はその人の家族でも何でもない赤の他人ですが、そんな話を聞くと「あぁ、本当に良かったな」と思うのです。 上記のようなエピソードは大体、原稿に使わなかったり(インタビューの目的と合わないため、使えなかったり)するのですがw。こういうお話を聞けることもインタビュアーの特権だと思います。「記事を書かなきゃ」というプレッシャーを少しだけ横に置き、目の前の人の「人間模様」を味わうつもりで、インタビューに挑みたいと思います。 ★★★インタビュー講座★★★ ★★★「聞く」「問いかける」技術が学べる★★★ ↓↓↓↓↓ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューを受けると頭の中が整理される
インタビューって、こちらが「情報をもらう」だけのものだと思っていませんか? 原則、そうはなるのですが――。実は、お話をしてくださるインタビュイー(取材される側)にとっても、大きなメリットがあるんです。 それは、話すことを通じて「頭の中が整理される」こと。 普段、当たり前のようにやっている仕事の工夫や、心の中に秘めている想いって、自分自身ではなかなか言語化する機会がないものです。でも、インタビュアーであるあなたが「なぜそう思ったんですか?」「それは具体的にどういうことですか?」と素直な疑問を投げかけることで、相手は「そういえば、なんでだろう?」「改めて言葉にすると、こういうことだな」と、自分の中で点と点がつながる瞬間を迎えます。 ごく稀にですが、「お話ししながら、自分のやりたかったことが整理できました」「こんなこと考えていたんだと、自分でも驚きました」と言っていただけることもあります。起業家の「壁打ち」や、コーチングに近い効果があるのだと思います。 つまり、インタビューは相手の思考をやわらかく広げ、言語化するお手伝いをするという側面もあるんです。そう考えると、「うまく質問しなきゃ!」というプレッシャーが少し和らぎませんか? 相手と一緒に答えを見つけていくような気持ちで、リラックスして向き合ってみてください。 ★★★インタビュー講座★★★ ★★★「聞く」「問いかける」技術が学べる★★★ ↓↓↓↓↓ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- プロインタビュアーは、インタビューを習ったことがない
「プロのライターや記者は、きっと特別なインタビューの訓練を受けているんだろう……」。そんな風に思って、インタビューに対するハードルを高く感じていませんか? 実はこれ、大きな誤解です。 私が知る限り、大手出版社やテレビで活躍している記者でも、「インタビューのやり方を体系的に教わったことはない」という人がたくさんいます。私も古巣の出版社で教わったことはありません。「報道」つまりニュースを伝える記者もそうです。 これには理由があります。ひとことでインタビューと言っても、実にさまざまなケースがあるからです。例えば、話題の商品・サービスをリリースした企業の経営者に話を聞く、目覚ましい活躍を収めたスポーツ選手に話を聞く、職場でハラスメント被害にあった社員に話を聞く、震災でご家族を亡くされた方に話を聞く……。 インタビューによってどんな相手か異なりますし、扱うテーマも異なります。当然、質問も変わってくるし、相手に問いかける時のこちらの声のトーンも表情も変わります。本来、新米記者を指導すべき先輩記者からすると、「全部教えられるワケがない」となります。まぁ、当たり前ですね。 結局、新米記者は先輩たちから「見て盗め」「とにかく現場で経験を積め」と言われ、時に先輩に叱られ、心も傷だらけになりながらw、自分なりのスタイルを身につけることになります。もちろん、これはこれで効果がある。それどころか最高のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)です。 しかし、「インタビューのケースによって、質問も変わるし、相手に問いかける時の声のトーンも表情も変わる」——このようなことはすべてアクセサリーだと思うのです。TPOに応じてファッションを変えるようにアクセサリーを変えればいい。BODYは変わらないんですね。 だから安心してください。インタビューは"BODY”さえ押さえれば誰にでもできます。「才能」や「センス」に頼る必要もありません。しっかりと「事前準備」を行い、いくつかの「技術」を知っていれば、誰でも相手から深いお話を聞き出すことができるようになります。このブログで少しずつお伝えしていきます。 ★★★インタビュー講座★★★ ★★★「聞く」「問いかける」技術が学べる★★★ ↓↓↓↓↓ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューをすればするほど、人間力が磨かれる
★★★インタビュー講座★★★ ★★★「聞く」「問いかける」技術が学べる★★★ ↓↓↓↓↓ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar 「インタビューって、なんだか緊張するし、準備も大変そう…」。初めてインタビューに挑戦するときは、どうしてもそんな不安を感じてしまいますよね。私もそうでした。というか、今でもインタビューの前は緊張しますw でも、インタビューの仕事には、その苦労を補って余りある大きな「特権」があるのをご存知でしょうか。 それは、仕事を通じて「自分自身が学び続けられる」ということ。 毎回違うインタビュイーに話を聞くたび、「へえ、そんな世界があったんだ!」「そんな考え方があるんだ!」と、新しい発見や驚きがあります。自分とは違う業界の第一線で活躍する人や、全く異なる価値観を持った人の話を、1時間や2時間という短い時間で疑似体験できるなんて、とても贅沢な仕事だと思いませんか? インタビューを通じて、人間力が磨かれると言ってもいいでしょう。 話を聞きながら、読者に届けるべき情報・エピソードなどを探るのはもちろんですが、何より自分自身の世界が広がっていくのを感じられるのです。記事を書くための「作業」としてではなく、自分自身が「知ることを楽しむ」姿勢を持つことで、この仕事の魅力は何倍にも膨れ上がります。 「今日はどんな新しい世界を知ることができるんだろう?」と、ワクワクしながらインタビューの場に向かってみてください。 ★★★インタビュー講座★★★ ★★★「聞く」「問いかける」技術が学べる★★★ ↓↓↓↓↓ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- 身近な人の一次情報
★★★インタビュー講座★★★ ★★★ウェブライターさん、お仕事で「聞きたいことを聞く」必要のある方は必見!★★★ ↓↓↓↓↓ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar インタビューの最大の強みであり魅力は、なんといっても「加工されていない一次情報」を獲得できること。ネットの情報は、誰かが一度咀嚼し、編集した「二次情報」(または三次情報以上)です。それを元に記事を書くことも、もちろん立派な役割があるわけですが——。インタビューで直接お話を聞けば、目の前の人が経験したこと、その瞬間に感じたリアルな想いを、生の言葉として受け取ることができます。生身の人間の頭にしかないことは、AIも"まだ”知りません。 「あのとき、実はこんなトラブルがあって…」「こういう想いでこのサービスを作ったんです」など、検索しても絶対に決して出てこないエピソードは、読者の心を動かす何よりのスパイスになります。誰が書いたか分からないネット情報よりも、目の前で本人が語ってくれた事実の方が、圧倒的に信頼性が高い。それを善意をもって(捻じ曲げず)伝えるのがインタビュアーの役目だと思っています。 当社のインタビュー講座は、「インタビューでアレをやって・コレをやって」と四の五の教えず、いきなりインタビューのロールプレイに挑戦してもらいます。受講生の皆さんを見ていると、それでも結構ちゃんとできるんですね。上手くできるか・ギクシャクしているかは関係ないと私は考えています。アウトプット(ライターなら原稿、音声配信者なら音源、動画配信者なら動画)に必要な材料がちゃんと取れればOKなわけです。 一方で「インタビューはやったことがないので不安」という人はたくさんいます。当講座は、例えて言うなら自動車の運転免許証が取得できる、と考えていただいてよいと思います。公道に出られる、つまりインタビューをとにかく始められる。その術をお伝えしています。 あとは練習として、身近な人に仕事のことや趣味のことなど、話を聞いてみることから始めてみるのは良いと思います。最初は他愛もない話でも、詳しく聞いてみたくなるポイントが出てくることがあります。そこを深掘りして聞くのは、とてもいい練習になります。 ★★★インタビュー講座★★★ ★★★ウェブライターさん、お仕事で「聞きたいことを聞く」必要のある方は必見!★★★ ↓↓↓↓↓ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューは究極のアウトドアスポーツ
インタビューの仕事をしていると、よく「質問力が大事だ」とか「事前準備がすべてだ」と言われます。もちろんそうなのですが、現場で最も痛感するのは、「人間はコントロールできない『自然』そのものである」という事実です。 例えば、インタビューは樹海やジャングルを歩いて進むことに似てると思います。準備段階では、あらかじめ「聞き出したいこと」を決め、質問案を作り、ゴールを見定めます。しかし実際の対話は、整備されたアスファルトの道路を歩くようにはいきません。目の前の人間は、常に変化し続ける複雑な生態系のような存在だからです。 軽い問いかけが、相手の深い核心に触れて、話が大きく逸れることもあります。相手側のコンディションの問題もあります。その日の体調、その日の気分、直前にあった出来事によって、言葉の「茂み」の深さは変わります。ともかく、置かれた状況でベストを尽くし、目の前の相手という密林を丁寧にかき分け、その時、その場所でしか見つけられない言葉を拾い上げる。それがインタビュアーの役目です。 インタビューはサーフィンにも似ています。対話には「流れ」があり、これは刻々と形を変えていく波そのものだと思うのです。インタビュアーはときに、相手を見てタイミングを待つことが求められます。核心に触れる質問を投げるには、海面に漂いながら「良い波」が来るのを待つ忍耐力が必要なのです。 そしてバランス。相手の話が熱を帯びたとき、あるいは沈黙が流れたとき。そのリズムを否定せず、波の動きに合わせます。無理に自分のペースに引き込もうとすれば、波(対話の流れ)は崩れてしまうでしょう。相手が作り出すリズムを尊重し、そこにうまく乗っていく。そして波と一体化する。それが、結果として質の高い言葉を引き出す近道になります。 インタビューは制御不能だからこそ面白い 人間を「情報を吐き出す機械のような存在」ではなく「制御不能な自然」として捉える。一見、非効率に見えるこのスタンスこそが、インタビューの醍醐味です。だからこそ、自分一人で考えるだけは到底たどり着けなかったような、驚くほど美しい景色(言葉)に出会えるのです。 インタビューとは、人間という未知の領域を、敬意を持って歩き回る作業である。 この仕事の本質はテクニック以前に、目の前にいる「人間」という「自然」をどれだけ面白がれるかにあるのかもしれません。インタビューは究極のアウトドアスポーツなのです。 あっ、ちなみに私はサーフィンをしたことがありません。生意気なこと言ってすみませんw
- プロインタビュアーは死者の言葉も紡ぐ
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar 「図書館は、死者らで満ちあふれた魔の巣窟である」と、アメリカの思想家エマソンの言葉を引用して教えてくれたのは、ラテンアメリカ文学ブームの口火を切った作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスでした。 プロインタビュアーによって綴られた本・テキストも、少し先の未来において、死者の言葉の記録になることでしょう。そこに、ひとまとめに編纂された人間の思想なり、人間の取り組みの記録なり、価値あるものがまとまっているとしたら、きっと後世の人々の役に立つだろうと私は信じています。 「今綴っている記録」がやがて「死者たちの記録」になるという話ですが。一方でプロインタビュアーは、すでに亡くなった人の声を、文字に起こすこともできるんです。平たくいうと、「もう亡くなったけれど、あの人はこう言っていた」という話を、生きている人から聞いて記録するわけですね。 これに関連して、インタビューの力・効果の話を二つお話したいと思います。以前、明治初期から続くとある親族会社の歴史をまとめるために、関係者にインタビューした時の話です。何人かにインタビューしたのですが、その中のお一人――。 90歳近い女性――仮にH子さんとします――は親族会社の取締役ですが、お子さまがおらず、旦那さま(本家の人)も15年ほど前に亡くなったということで、端的に言うと、自分は取締役であるにもかかわらず「蚊帳の外にいる」。そんなかたちになってしまいました。ご親族同士の仲は本当に表裏なく、とても良好なのですが……。客観的にそう見えてしまう。もちろんご本人は、そのようなことは思っていらっしゃらなかったかもしれないし、少なくともそんなことは一切、言いませんでしたが。 そのH子さんは旦那さまを亡くして以来、ずっと元気がなく塞ぎこんでいたそうです。外出することもほとんどなく、広くて立派なお屋敷の、旦那さまの部屋は手付かずのまま。お住まいは地方なのですが、旦那さまが仕事用に買った東京の区分マンションも約15年間、片付けも始末もせず。使っていないのに固定資産税だけ支払っている状況でした。 プロインタビュアーはときにシャーマンになる H子さんは言います。「あのひとが死んだなんて、今でも信じられない」。自分も母親が亡くなった時、しばらくそんな気持ちだったので分かる気がします。 いよいよ親族会社の歴史をまとめるインタビューのためH子さんのお宅を訪れた日――。その時は“亡くなった旦那さまが、いかに親族会社に貢献したか”という話をしっかり伺いました。そしてH子さんと旦那さまの二人の思い出――初めて二人が出会った瞬間、名門ゴルフ場での意外な接点、結婚後よく訪れたアメリカ旅行、親族のルーツを探す旅での珍道中――も。 普段は家にこもりっきりのH子さんが、8時間もぶっ続けで話をしてくれました。しかも話の途中で、おいしい八女茶を淹れてくださり、おいしい羊羹まで切って出してくださった。鮮やかな朱塗りの小皿、私の日常生活ではまず見ることのない黒文字の楊枝――。 H子さんは実に生き生きと、亡くなった旦那さまとの思い出を話してくださいました。旦那さまは実に社交的で、しかも親族の会社(会社は複数あった)の歴史の記録を、後世に残すことに意欲を持ちながら、それを果たせず亡くなったということでした。 インタビューの最後、H子さんは次のように言ってくださいました。「うちの会社の歴史を聞いてくださったこと、夫の話を聞いてくださったこと、それを書いて残していただくことを、主人は感謝していると思います」 自分はその瞬間、涙があふれそうになりました。いや、正直、涙が流れました。 豪邸のリビングの空いたソファの一つに、亡くなった旦那さまが確かに座っていたように感じました。少々オカルト的な話に聞こえるかもしれませんがw お会いしたことはないけれど、社交的な性格で、会社の歴史を後世に残したいと常々思いながら亡くなった旦那さまに、「じゃあ中島さん、あとは頼むよ」と肩を叩かれたような気が、確かにしたのです。 かくして、そのインタビューは無事、冊子としてまとめることができました。旦那さまが親族会社に貢献したエピソードの数々も、その中に盛り込むことができました。これはインタビュアーならではの仕事です。インタビューの力・効果の1つ目。 もう1つは普段、塞ぎこんでいたH子さんがインタビューを通じて、生き生きとした時間を取り戻してくれたことです。「あのひとが死んだなんて、今でも信じられない」と言っていたH子さんですが、旦那さまの思い出話をすることで、心の中で少しは旦那さまのご供養ができたのではないかと思うのです。 インタビューは話す側(インタビュイー)にもメリットをもたらします。これがインタビューの力・効果の2つ目です。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- プロインタビュアーは現場に30分前に到着する
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar プロインタビュアーにとって、これは単なるタイムマネジメントのルールではありません。仕事に対する誠実さと、臆病なまでの自衛策が入り混じった、一つの儀式のようなものです。 なぜ、そこまで早く着く必要があるのか。そこには、インタビュー特有の「一期一会」のプレッシャーがあります。記事の執筆なら、"泣きを入れれば”締め切りにちょっと遅れても挽回できる余地があるかもしれません(もちろん基本的にはNGですが)。しかしインタビューは違います。対象者の時間は、分単位で管理されている「預かりもの」なのです。 もし交通機関の乱れで15分遅刻したとしましょう。1時間の取材時間は45分に削られます。何より恐ろしいのは、遅刻によって自分自身の心が乱れ、相手との信頼関係という「見えない土台」が崩れることです。呼吸を乱して駆け込んだインタビュアーの言葉に、誰が心を開くでしょうか。一度失った「聞く権利」を取り戻すのは、原稿を書くよりも遥かに困難なのです。 プロインタビュアーは30分で「チューニング」する インタビューが始まる30分前に現場に到着し、近くの喫茶店や、あるいは駅や公園のベンチで過ごす時間は、決して無駄な待機ではありません。それは、日常の喧騒から「取材モード」へと自分を切り替える、「スイッチ」する時間です。 ●五感の準備:質問案を最終確認し、対象者の最新のSNSやニュースをチェックする。 ●道具の点検:録音機は回るか、ペンのインクは出るか、予備の電池はあるか。 ●心理の構築:深呼吸する。どんな相手でも柔軟に対応できるように心の準備をする。 この30分があるからこそ、ライターは「何が起きても大丈夫だ」という静かな自信を持って、訪問先のドアをノックすることができるのです。 これは、特に暑い真夏には必須です。自分は汗かきなので、あんまり汗びっしょりで現場に着きたくはない。冷房の効いた電車(またはクルマ)で移動し、冷房の効いた喫茶店(自分は「ドトール」が好きです)で最終チェックしつつ、そこでネクタイを締めて、現場に向かうようにしています。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューで聞くのは人間模様
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar プロインタビュアーの仕事は、ときに著名な経営者や憧れのスターと対峙し、その肉声を聴きます。しかし実は、極限の集中力と繊細な人間理解を要求される、きわめて泥臭い、感情の起伏の激しい仕事です。 そんなプロインタビュアーにとって最も「喜しいこと」は、予定調和が崩れ、相手の「剥き出しの言葉」がこぼれ落ちた瞬間です。 当初は用意された模範解答を繰り返していた取材対象者が、ふとした問いかけをきっかけに、ふっと表情を緩める。あるいは、深い沈黙のあとに「こんな話、初めて人に話すんですが」と、心の奥底に眠っていた記憶を語り始める。そのとき、現場の空気は密度を変え、静かな熱を帯びます。 自分の準備した「問い」が、相手の人生という「鍵穴」にカチリとはまった感覚。この、他者の人生の一部を分かち合う濃密なカタルシスこそが、この仕事から離れられなくなる最大の報酬です。 インタビューの原点は人への好奇心 一方で、喜びの裏側には常に「悲」が張り付いています。準備を重ね、万全の態勢で臨んだとしても、人間同士の「相性」には抗えないことがあります。こちらの意図が空回りし、相手が頑なに心を閉ざしてしまったときは、へこんでしまいます。 話の核心に触れようとするたび、まるで"広報担当者”のような出来合いの回答でかわされる無力感。与えられた時間はわずか15分、その短時間で信頼関係(ラポール)を築けなかった自分への不甲斐なさ。文字起こしを見ながら、「なぜここで踏み込まなかったのか」「この質問は余計だった」と頭を抱えることも。 取材対象者の言葉を預かるつもりで挑んでいながら、十分に引き出せなかったときも、ゼロではありません。ベテランになるほどそんなことは減るけれど、これから一切ないとは限らない。 結局のところ、インタビュアーの悲喜こもごもを分かつのは、「人間に対する飽くなき好奇心」という名の「業」かもしれません。 どんなに冷たくあしらわれても、あるいはどんなに美しい物語を聞かされても、私たちは「本当のところはどうなのだろう」と疑い、探し続けることをやめられません。相手を丸裸にするようでいて、実は鏡のように自分自身の人間力や度量が試されている――。インタビューとは、他者の人生を借りて自分を研磨する、贅沢で残酷な営みなのです。 ペンを置き、レコーダーを止めた瞬間に訪れる、祭りのあとのような静寂。そこで感じる心地よい疲労感と、わずかな後悔。その入り混じった感情を抱えながら、プロインタビュアーはまた次の「人生」に会いに行きます。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- インタビューライターは「言葉が出てくる感覚」を大事にしたい
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar 私の一人娘(今年小学4年生)は、この歳にしては結構本を読んでいると思います。とある子供用文学全集はすべて読み尽くし、三国志は子供向けと準子供向け(?)を含めて2度読んでいます。日本の古典、ギリシャ神話、『マジック・ツリーハウス』にもめっぽう詳しい。 自分は出版業界に入りましたが、子ども頃、本はあまり読まなかったです。浪人の時、椎名誠を読んで出版業界にあこがれて入ったようなところがあります。 この話に通じるんですが、先日あるインタビューライターと蒲田の韓国料理店で飲んでいた時、「うちで『インタビュー講座』をやろうと思うんだけど、どう思う?」と聞いたら、相手は「うーん」と苦い表情をするんです。 インタビューをした後、文章にまとめる想定の講座なワケですが、彼曰く「文章を扱う仕事の上手い下手は、テクニック云々より、どれだけ本を読んできたかで決まるんじゃないか」と言うんですね。確かに言葉を綴るには、言葉を知らないといけませんものね……。 インタビューライターが娘の表現に驚いた 先日、それを裏付けるかのようなことが身近で起きました。 自分は毎朝、スマホで音楽を聴きながら日記を書くのですが、その際いつも大体3曲くらいの決まった曲をかけるんです。その一つがエリック・クラプトンの『River of Tears』。娘も「この曲、大好き」と言ってくれます(半強制的にいつも聞かせているから?)。 この曲は、バスドラムが1拍目と3拍目を支えるような演奏で、とてもゆったりとした感じがします。まさに"涙の河”がゆったりと流れていくかのような。でもこれを聞いた娘は、「巨人が歩いているみたい」と言うんです。娘自慢ではないですが、この言葉の選び方はセンスがいいなと思いました。 この曲は、恋に破れて街を去る男の歌なのですが、そんな情けない男にですら、生き続けようとする力強さ(巨人の背中のような)がある。そんなことを感じ取っているのかもしれません。悲しいけれど、人間って強いよねと。 うん、この曲のゆったりとしたリズムは「巨人の足音」と捉えたほうが、心に染み入るものがある気がします。というわけで当社の「インタビュー講座」は意味がない!? いやいや、そんなことはありませんので、ぜひぜひお問い合わせください! ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar
- プロインタビュアーがエレベーターのボタンを押しまくる理由
★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar 突然ですが、私はエレベーターの操作を率先して行います。例えば、経営者にインタビューするため相手の会社を訪れるとき。会社の総合受付が上の階にあったりするので、エレベーターで昇ります。 で、エレベーターの“カゴ”に入って「操作盤」の前に立ち、自分が降りる階のボタンを押すと同時に、他にも人がいれば「どちらの階ですか?」と聞いてボタンを押すようにしています。 実は企業を取材するとき、エレベーターは格好の「人間観察の場」です。会社によって本当にさまざまです。ある会社では、社員が自分の降りる階のボタンを押したらスマホを見ながらサッサと奥のほうに行く。また別の会社では、社員が私を見て来客だと気づき「受付階でよろしいですか?」と聞いてボタンを押してくださる。 どちらのほうが気分がよいか。もっと言うと、どちらのほうが客観的にみて「いい会社」か――。言うまでもないでしょう。まぁ、それでインタビューのとき「御社の社員はエレベーターのマナーがなってませんね」などと聞くことはありませんがw OB・OG訪問とか、インターンシップの学生さんが見るでしょうに。あんまり関係ないのでしょうかね? ともかくプロインタビュアーの情報収集は、エレベーターに乗った時から始まっているのです。 プロインタビュアーが思わず目を見張る「操作人」もいる エレベーター操作に関してもう1つ別の話。操作盤がカゴの左右両側にある場合、かつ、反対側の操作盤にも人が立っている場合――。“どっちがエレベーターを操作するか問題”というのが起こり得ます。しかし、このときも私は自分で操作するようにしています。 きっかけは伊藤羊一さんの著書 『1分で話せ』(SBクリエイティブ) に出てきた「焼肉理論」だったと記憶しています。詳細は省きますが、ようするに「進んでその場の主導権を握っちゃおうよ」という話。エレベーターに2人だけ残って、「どうぞ」「あなたこそどうぞ」と、“お手玉”しちゃうのも面倒くさいと思いませんか? だからエレベーターで相手と同じ階で降りるとき、なおかつ自分と相手がお互い「開」ボタンを押している状態でも、自分は強く「どうぞどうぞ、どうぞどうぞ」と言って相手を送り出し、最後は自分一人でカゴを出る。丸の内の高層ビルでも、出張で泊まるアパホテルでも、大井町のイトーヨーカドーでも、そうしています。 ちなみに大井町のイトーヨーカドーとかDCM大井競馬場前店に、家族でよく買い物に行くのですが、混雑したエレベーター内で率先してボタン操作をするオトーサンがたまにいたりします。そんなとき、「コイツ、やるな……」などと思ってしまいます。 最後にエレベーターの思い出を。昔、東京駅の近くに「八重洲富士屋ホテル」というのがあり、20年くらい前に泊まりました。楽天トラベルで8500円くらいだったと思います。 夕方にチェックインを済ませ、飲んで明け方3時頃ホテルに戻りました。1階フロアは真っ暗。一番奥にフロントがあり、小さく灯りがともっています。スタッフはフロントに1人、フロアにベルボーイが1人。「505号室の中島です」といってフロントで鍵を受け取ると、ベルボーイがわざわざエレベーターのドアを腕で開けて待っていてくれました。 「ありがとうございます」と言ってエレベーターに乗り込み、操作盤を見ると、すでに5階のボタンが押してあった――。 凄いと思いません? とても素敵なホテルでした。 ★★★「インタビュー講座」2026年2月14日までモニター価格1万1000円で受付中★★★ https://www.beatandwrite.com/intarview-seminar












